第188回市民映画会
開催期間 | 2019年6月21日(金),6月22日(土) |
会場 | 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール |
入場者数 | 683名 |
市民映画会は、高知で未公開の文化の薫り高い劇映画を低廉で提供することを目的に1951年より開催しています。
第188回市民映画会は、「私は、マリア・カラス」と「判決、ふたつの希望」の2作品を上映しました。
「私は、マリア・カラス」は何度か映画化され、完成されたかに思えたオペラ歌手、マリア・カラスの伝説に没後40年にして未完の自叙伝が見つかったことから描かれる、ドキュメンタリー映画となっており、その生き方、歌声、美貌に魅せられる素晴らしい作品で、思わず上映中に拍手してしまいそうでした。
「判決、ふたつの希望」は二人の些細な口論から始まった諍いから、国を巻き込んだ法廷劇へと発展していくドラマで、どこの国でも考えられる差別や尊厳といったテーマは、作品に惹きつけられる感動作となっており、考えさせられる作品でした。
- アンケートより一部抜粋
- マリアカラスの歌のすばらしさと愛の強さを感じました。
- マリアカラスの生き方が本当に素晴らしいと思いました。いつも感動する映画をありがとうございます。
- 私たちには程遠い民族紛争。それぞれが複雑な感情を世代を通して重くかかえている事。日本人である幸せを考えさせられます。やっぱりマリアカラスはすごいです。出来ることなら生であのすばらしい歌唱力を聞いてみたかったです。
- 歴史、暴力、多様性、宗教、感情のあり方等、いろいろ考えさせられる映画でした。
【以前のページはこちら】