第70回高知市展写真研究会「中島健藏講演会」

第一部・写真黎明期
「アマチュア写真界の発展は土佐から」
日本に写真術が伝わった幕末期をジョン万と竜馬とともに歩いてみよう。

第二部・激変の近代
「写真機材から写真部門の70年を振り返る」
この70年間に発売され使われてきたカメラ達と世相で振り返る70年。

中島健藏

「中島写真事務所」主宰。1959年・高知市生れ・大阪芸術大学写真学科卒。観光ポスターや全国各地の地域おこしの写真撮影などを手がける。1980年代から中国大陸に興味を持ち、シルクロード、チベットをはじめ各省をカメラ片手に訪問中。「シルクロード」関連写真展「高知県在住・中国残留邦人」をはじめ、県立美術館にて仲間たちとグループ展を例年開催している。連載:季刊高知「カメラ屋ケンちゃん」気まぐれ写真日記。公益社団法人日本広告写真家協会「APA」会員。日本写真芸術学会会員・日本写真著作権協会会員。



第一部では写真技術論や芸術論ではなく、あまり語られていない、写真が日本に伝わった幕末の頃を舞台に日本写真史の始まりに大きな足跡を残したジョン万次郎や坂本龍馬の残された写真に関する考察を柔らかく解き明かし、高知県民初のアマチュア写真家はジョン万次郎その人であり、現在に続く高知県民の写真熱の大先輩の功績を皆さんと共に想像し、しばし幕末写真界へタイムスリップしてみましょう。
第二部は、一気に現代へ、高知市展写真部門の70年を撮影に使った機材の発展とともに、あんなことがあった、こんなことがあったと、写真機材の発展とその歴史を時代の出来事と一緒によもやま話として振り返り、近代写真史を判り易く、また少しだけ懐かしく感じながら、かじってみましょう。

日時 2018年5月27日(日) 18:00~19:30
会場 高知市文化プラザかるぽーと 11階 大講義室
入場料 無料
主催 高知市展写真専門部会・高知市文化振興事業団
お問い合わせ 高知市文化振興事業団 088-883-5071
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