子どもたちが自主的にお金の大切さや、モノの価値、コミュニケーションを学ぶ場として開催している「キッズフリーマーケット」には、110ブースの定員に279組の申し込みがあり、今年も出店は抽選となりました。
　大きな荷物を抱えて受付に来た子どもたちは、くじ引きで決まった場所でお店開きの準備。お昼ご飯をはさんで、開店前の説明をきいたらいよいよ開店。
ここからは、中学生以上は会場に入れません。
最初は小さな声で「いらっしゃいませ」と言っていた子どもたちが、最後には「タイムセールでーす！」「やすいよー」と大きな声でお客さんを呼び込み、自分より小さい子にはやさしく商品の説明をしてあげたり、持っているお金で買えるように値下げをしてあげたり。フリーマーケット開催中の2時間で、店の運営方法を協賛・協力の高知銀行さんのブースで相談したり、自分で色々工夫をしたり、それぞれが自分のお店に責任を持ち考え行動したことで、ずいぶん成長したように感じました。
感想文には、自分が要らなくなったものでも他の子が大切にしてくれると思うとうれしい気持ちや、自分の力でやりきったことへの満足感、お金に対する意識の変化などが綴られていました。

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