デッサンを主体としたより良い作品を描くための講座―鉛筆から羽根ペンまで―
開催日時 | 2019年3月23日(土)、3月24日(日) 9:30~16:30 |
会場 | 高知市文化プラザかるぽーと 10階 絵画室 |
参加者数 | 12名 |
高知大学教育学部教授の土井原崇浩先生を講師に迎え、2日間のデッサン講座を開催しました。中高生の参加も多く、参加者の皆さんにとっては大学教授の専門的な指導や羽根ペンという普段触れることのない道具を用いた制作の時間は、大変貴重な機会になりました。
講座の中で語られたお話も大変興味深く、線のひとつひとつに(無意識的であっても)描く本人の意志が籠められているということを聞くと、事実として描かれた絵はその本人にしか描けないものであって、そういった自分の意志を表現する絵画制作といった活動は、とても素敵で豊かなものだと改めて実感させられました。
出来上がった作品は、緻密に描き込まれたものや、とてもリアルな質感を出しているものなど、限られた時間の中とても集中され、濃密な時間を過ごしたことがはっきりと伝わりました。また、作品はひとつずつ講評を行いました。さらによい作品に仕上げるためのアイディアがあり、延いては今後の制作活動におけるヒントを得られたのではないでしょうか。
参加者の皆さんが今後も制作活動を続けられ、また作品に出会えることができたなら、大変嬉しく思います。
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