Takeshi Sato ローラーアートの世界… 2016 in Kochi

開催日時
2016年9月17日(土)~19日(月)
10:00~18:00
会場
高知市文化プラザかるぽーと
7階 市民ギャラリー第3展示室
入場者数
520名

ホームセンターで売っているペイントローラーとカラーペンキ、特別な道具は使わずに、その1本で、それだけで、人物や風景を描く。しかも、だらだらと時間をかけたり、下書きをしたりするのではなく、音楽1曲が終わる5分~10分の間に描く。それは、多くの人の目を釘付けにし、立ち止まらせることができる。それだけではない、描く一つ一つの線は、それが何を描いているのかが分からない。だからこそ、できた瞬間に絵を浮かび上がらせることができ、見ている人の喝采を浴びるのだ。
  彼は、壁画職人として順調に仕事をこなしていた。しかし、世の中のプリント技術が大きく発展していく中で壁画を続けていくことに限界を感じだした。絵筆で壁画を描くパフォーマンスをしてみるが、人は長くは留まらず居なくなる。途方に暮れていたある日、アトリエの壁に絵筆で絵を描いた。30分近くかかったが、白の壁に戻す時は、あっという間だった。その時、使っていたのが、ペイントローラーだった。このローラーで絵を描いたら…数分でできるのではないだろうか!? 初めて描いたバラは、人に見せられるものではなかったが、5分で描けた。ここに可能性を感じ、技術を磨き、今に至る。
彼の名は、さとうたけし。世界を驚かすアーティスティックなパフォーマーとして、2020年東京オリンピックの地で、さらなる喝采を浴びる可能性を秘めている。
今回、9月17日~19日の三日間で、かるぽーとを中心に12回のライブパフォーマンスを行った。その内の1つは、ゲリラパフォーマンスを行った金高堂書店に。そしてもう1つは、本事業に協賛いただいたセブンデイズホテルプラスに、それぞれ展示され、高知に確かな足跡を残していった。また、高知で歩みを続けるために…。


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