第33回 写真コンテスト 高知を撮る

開催期間 2017年3月21日(火)〜26日(日)
会場 高知市文化プラザかるぽーと市民ギャラリー第4展示室
出品点数 65点
入場者数 650名

このコンテストは、過去から現在に至るまでの高知の風景や出来事、人々の暮らしを写真で記録し、 高知の様々な表情を伝えるとともに、未来の高知のあるべき姿を考えていこうというものです。
高知に関する記録性のある写真を扱った「記録写真部門」(昭和以前の部・平成の部)と、撮影者のお気に入りの高知の風景や風俗を撮影した「I LOVE 高知部門」の2部門に、今年度は86名の応募者から合わせて284点の応募がありました。
入選作品展はたくさんの方に作品をご覧いただいており、審査の際には、来場者への配慮という面も含めて議論しています。今回、このような背景もあって選外となった作品が2点ありました。
ひとつは、事故現場を写した記録性の高い作品です。この事故では、亡くなった方がおり、ご家族など方が会場で作品をご覧になった場合を考慮しました。
もうひとつは、靴を履いて着衣のまま川へ飛び込むところを写した作品です。タイミングを狙ってようやく撮れたであろう作品だったのですが、撮影場所の川は、水難事故が起こりやすく、命を落とした方も多くいるため、着衣のまま飛び込むことへの注意喚起という面から選外となりました。
出品される方にも、作品の記録性や高知らしさ以外に入選作品展の来場者への配慮という点も審査において重要視していることをご理解いただき、より多くの方に親しまれるコンテストとして長く続けていきたいと思います。

記録写真部門・昭和以前の部 特選 田所睦三 「ふるさと~沖の島~」








記録写真部門・平成の部 特選 松木宣博 「カメラの変遷」








I LOVE高知部門 特選 青木英雄 「虹立つ棚田」




I LOVE高知部門 特選 横山正富 「おさばい様」





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