イヴリー・ギトリス ヴァイオリン・リサイタル

開催日時
2015年5月10日(日) 15:00開演
会場
高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
入場者数
336名

現役最高齢九十二歳のバイオリニスト、イヴリー・ギトリスと、指揮者としても活動中のピアニスト、ヴァハン・マルディロシアンのお2人による、「イヴリー・ギトリス ヴァイオリン・リサイタル」を開催しました。
生きる伝説ともいわれるギトリスさんの演奏は、テクニックや表情で曲を表現し観客を魅了したのはもちろんのこと、年齢を感じさせない力強さで、終演後には「私たちもまだまだね」と仰っている年配のお客様もいらっしゃいました。ピアノも、存在感はありながらも主張しすぎない、ギトリスさんの演奏に寄り添うような伴奏で好評でした。
公演の後半には、ギトリスさんの発案で、急遽ギトリスさんの愛弟子で日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターを務める木野雅之さんもステージに上がり、3人での演奏も披露してくださいました。演奏前には、「練習していないので間違うかもしれませんが、何度も一緒に弾いている曲なのできっと大丈夫です」とアナウンスし、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
開場の遅れに対する対応について、お客様からのご指摘も受けましたが、販売していたライヴDVDが売り切れるなど、演奏への満足度の高さがうかがえました。

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