よんでんアンサンブルコンサート~動物の謝肉祭~

開催日時 2015年3月5日(木)〜7日(土)
会場 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
入場者数 450名

四国出身の有望な若手演奏家で構成された「よんでんアンサンブル」が2日間の地域交流プログラム(音楽を身近に感じてもらおうとアーティストが各地を訪問し交流する取組)と、高知市文化プラザかるぽーと大ホールでのコンサートを行いました。
まず、最初に訪れたのはくるみ幼稚園。ただ演奏を聞かせるだけでなく、年長児とルパン三世を共演するプログラムを実施。子どもたちの凛とした演奏姿に、ピアノの杉本さんは感激のあまり涙しました。プロの演奏家を前に指揮を振った先生も感激しておられ、多くの笑顔が見られた45分間でした。
その日の夕方、介良中学校吹奏楽部を訪問しパート別のレッスンを実施。短い時間の中でも、必死に何かを伝え残そうとするアーティストの姿が印象的でした。テスト期間中にもかかわらず、積極的に本事業に携わってくれた学生と先生に感謝いたします。
翌日訪れた三里小学校では、3・4年生を対象に実施。フルート・オーボエ・サックスのどの楽器が吹いているでしょうかクイズをしたり、自作の世界地図を見ながら、各地の音楽を聞かせる音楽の世界旅行を行ったり、いつもの音楽の授業ともミニコンサートとも違う、本事業ならではの音楽への興味・関心を促す取り組みとなりました。
その後、江ノ口小学校の4年生とも交流。終了後は、4年生のみんなと給食交流。数年ぶりに食べる給食を目の前にアーティストも興味津々。カレー味のフライドポテトに「昔、こんなのなかった~おいしい」。「牛乳は嫌やたったけん児童にあげた」等それぞれに給食を楽しんでいました。
こうして、多くの人との交流ののち、かるぽーと大ホールでコンサートを開催。本来、本格的なコンサートは未就学児不可のことが多いですが、今回は小さなお子さんや保護者の方にも気兼ねなく楽しんでもらいたいという意向で実施しました。「主旨は分かるが子どもの声にもう少し配慮がほしかった」等のご指摘を受けながらも、多くの親御さんのご支持もいただきました。

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