レクチャーコンサートシリーズ World Music Journey vol.7
ピーター・バラカンが語る「思想としてのロック」

開催日時 2015年3月21日(土)
会場 高知市文化プラザかるぽーと 小ホール
入場者数 157名

この公演は市民団体「国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト」との共催で、毎回さまざまなテーマを定め、音楽にまつわる興味深い話をお届けするトークライブで、DJ・ブロードキャスターとして活躍するピーター・バラカンさんは今回で4度目の出演となりました。
今回のテーマは「思想としてのロック」と題して、ロック音楽の歌詞や、ミュージシャンが放つ社会的メッセージに焦点を当て、ロック音楽がいかに社会に影響を与えたのか、を語っていただくものです。
ピーターさんは、ボブ・ディランやジョン・レノンという、名だたるミュージシャンを押さえながら、その楽曲が生まれた当時の時代背景や、楽曲がどういう拡がりを見せたかなど、実際に音楽を流しながら解説されました。
ほかにもネルソン・マンデラ氏の解放を歌に乗せたSPECIAL AKAの「Nelson Mandela」や、日本のレゲエ音楽の先駆者として強烈なメッセージを届けるランキン・タクシーの「誰にも見えない、匂いもない」、考える力を持たない権力はゾンビそのものだ! というメッセージを、ご機嫌なダンス音楽で奏でるナイジェリアのミュージシャン、フェラ・クティさんの「Zombie」など、素晴らしいミュージシャン達の音楽も紹介いただいた至福のトークライブとなりました。
終演後には多くのお客様がピーターさんのサインに並び、「また高知でトークライブを!」というお声もたくさんいただきました。皆さんのご要望を受け、今後もこのトークライブを継続していきたいと思っています。

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