キラリふじみ・レパートリー「Mother-river Homing」

開催日時 2015年2月4日(水) 19:00開演
会場 高知市文化プラザかるぽーと 小ホール
入場者数 85名

キラリふじみアソシエイト・アーティストの田上豊氏による実在の家族をモデルにした「Mother-river Homing」。 2012年の初演で好評を博し、2013年に富士見市民の要望による再演を経て、今回は富士見、高知、伊丹、高崎をまわるツアーでの上演でした。
舞台は昭和55年8月の熊本。お盆に実家に揃った6人の兄弟姉妹による、1人の女の子をめぐるドタバタ劇はお母さんの温かい目線や、心を許した関係が垣間見える兄弟たちのそっけない対応が随所にちりばめられており、舞台上の雰囲気を身近に感じることができました。また、家族ならではの雰囲気に溢れたこの作品は、笑いあり涙ありでご自分の家族について思い返す機会になった方もいたようです。
全編熊本弁での演技は聞きなれない言葉もありましたが、表情や口調からストーリーを読み解くことができ、演劇の奥深さを感じる舞台でした。出演者の方は方言指導時に、熊本県に住む人の気質なども一緒に学んだそうで セリフの掛け合いはテンポがよく、どんどん引き込まれていきました。
本公演では、会場の半分が舞台となっており、奥行のある舞台での演技には観客からも驚きの声が多く、躍動感や臨場感を感じた作品でした。


    アンケートより一部抜粋
  • 1回公演はもったいないです。もう1度見たいです。また高知へ来てください。
  • 見事だなぁと。泣いたり笑ったり、すごく忙しかったです。たのしいところ、ぐっとするところ、いろいろあってサイコーでした。
  • セットが作り込まれていて、引き込まれました。
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