第76期 高知市民の大学

開催期間 2014年10月3日(金)~2015年1月27日(火)
会場 高知市文化プラザかるぽーと11階大講義室
参加者数 コース受講生98名 一日受講生69名

総合コース『エネルギー最前線!』
3.11の東日本大震災、福島原発事故以降、エネルギーに対する考え方・捉え方は大きく変わりました。
本講義は、原子の動きや発電の構造といったエネルギーの基礎から、再生可能エネルギーの最先端まで、科学や実生活、経済からの視点など、様々な角度から今一度エネルギーを捉え直すものでした。
生きる上で必要不可欠なエネルギー問題だからこそ、利便性や損得勘定とは違った価値観からも考えたいと思う内容だったと感じます。

総合コース『高知の地域力—人と自然と風土を生かす—』
私たちが暮らしている高知県。お世辞にも都会とは呼べず、交通の便も悪く、人口も多くない。そんな高知の持っている『強み』とは何か、それをどう伸ばして行くべきか。
高知で活躍する、様々な分野の講師の先生の成功の秘訣を聞いて、「高知の地域力」を担う高知に生きている人間として 日々の暮らしの中で私たちができることは何か、また高知の進むべき未来について考える講義となりました。

火曜日・総合コース 『エネルギー最前線!』
10月7日 エネルギーとは―物理的に見たエネルギー概念の発展― 高知大学名誉教授
岩崎正春
10月14日 日本のエネルギー事情 高知工科大学システム工学群教授
八田章光
10月21日 「エネルギー基本計画」の問題点 高知大学名誉教授
岩田 裕
10月28日 新しい電力エネルギー貯蔵技術 高知大学理学部准教授
島内理恵
11月4日 化石燃料エネルギー(石油・石炭・天然ガスエネルギー) 茨城大学農学部教授
小林 久
11月11日 再生可能エネルギー:地域の力で自然エネルギー! 地域小水力発電株式会社社長
古谷桂信
11月18日 グリーンエネルギー:森林資源のエネルギー化 高知工科大学マネジメント学部教授
那須清吾
11月25日 エネルギーの観点から見た原発事故 高知大学理学部教授
津江保彦
12月2日 梼原町の環境モデル都市:再生可能エネルギーを主導する町
~地域資源を活かしたまちづくり~
梼原町長
矢野富夫
12月9日 シェール革命:エネルギー大変革 高知大学名誉教授
鈴木堯士
12月16日 小水力発電エネルギー:地域住民主体の小水力発電 地域小水力発電株式会社社長
古谷桂信
1月6日 メタンハイドレートとは―高知沖では?― 高知大学海洋コア総合研究センター長
徳山英一
1月13日 波力発電―開発の世界動向とジャイロ式波力発電 神戸大学名誉教授
神吉 博
1月20日 市民がエネルギーをつくり、未来を選ぶ!バイオマスエネルギーの可能性 認定NPO法人NPO高知市民会議事務局長
藤島和典
1月27日 総合討論 複数講師

金曜日・総合コース 『高知の地域力—人と自然と風土を生かす—』
10月3日 高知の地域力を考える ―地域力とはなにか― 高知短期大学名誉教授
福田善乙
10月10日 地域課題解決の道具としてのジオパーク実践 室戸ジオパーク推進協議会地理専門員
柚洞一央
10月17日 釣りときどき遍路―1200年目の88ヵ所を歩く― 南国生活技術研究所代表
黒笹慈幾
高知新聞社社会部副部長
竹内 一
10月24日 商店街活性化の4つの取り組みとその底力
―まちゼミ・100円商店街・街バル・軽トラ市―
高知短期大学名誉教授
福田善乙
10月31日 馬路村のブランド力を生かす 馬路村長
上治堂司
11月7日 小さな漁師町から全国発信! 企画・ど久礼もん企業組合代表
川島昭代司
11月14日 四万十ドラマの仕組み作り ㈱四万十ドラマ代表取締役
畦地履正
11月21日 高校生パワーでまちおこし ―継続は力なり― 高知農業高校教諭
萩原陽子
11月28日 四万十市中心商店街の新しい力
―経済産業省「がんばる商店街30」に選出―
四万十市天神橋商店街振興組合理事長
國吉康夫
12月5日 発想を豊かにする科学力 高知大学理学部教授
津江保彦
12月12日 高校生を本気にさせたラオスと地域の力 高知商業高校教頭
岡崎伸二
12月19日 メディアから見た地域力 高知新聞社地域報道部長
竹内 誠
1月9日 地域経営と地域資源 高知工科大学マネジメント学部准教授
桂 信太郎
1月16日 観光力を高知に生かす 高知県観光振興部長
久保博道
1月23日 高知の地域力の未来を考える 福田善乙
津江保彦
石川浩之(高知新聞社NIE推進室長)
ページのトップへ戻る