3月7日、かるぽーと小ホールにおいて、ワールドミュージックナイトvol.15を開催しました。
この公演は市民組織「国際的な音楽交流を中心に高知を楽しくするプロジェクト」と協働で開催しているコンサートシリーズで、世界の音楽と食べ物を一度に楽しめるというコンセプトで行っています。

今回は国内の敏腕ミュージシャンにより結成されたアルゼンチンタンゴユニット「LAST TANGO」をメインアクトに、地元高知からは人気急上昇のアコースティックユニット「Biscotti+坂野志麻」が出演しました。
最初に演奏したBiscottiはボーカル、ギター、パーカッションというシンプルな編成にも関わらず高い表現力を持つ実力派ですが、今回はこの3人にアコーディオンの坂野さんが加わることで、さらに厚みが増した演奏となりました。

そしてメインのLAST TANGO。さまざまなキャリアを持つミュージシャンが「アルゼンチンタンゴを演奏しよう」というコンセプトで集まり、結成されたユニットで、今回初の高知公演となりました。
本番ではアルゼンチンタンゴの名曲から、ヴァイオリンの柴田さん、アコーディオンの田ノ岡さん、ギターの江森さんのオリジナルまで、情熱的で、時に悲しく、さまざまな情景が浮かぶ素晴らしい演奏でした。
終演後も初めてLAST TANGOを体感したお客さんでロビーは賑わい、メンバーとの交流が長く続きました。