Concours des Tableaux 5周年記念美術鼎談 2010年代 アートの行方を絵画から探る

日時 2011年1月22日(土)14:00開演
会場 高知市文化プラザかるぽーと11階大講義室
参加者数 82名

2005年度より若手アーティストの支援・育成を目的に実施してきました美術作品コンクールが5周年を迎えるに当たり、国内外で活躍中の講師を招き、美術界の動きや流れ、アートをめぐる社会現象、若手作家の制作活動などについてお話しいただきました。
国立国際美術館主任研究員の植松由佳氏、ギャラリストの三潴末雄氏、お二人の発言を引き出しながら話の流れを一方向に導いてくださる美術評論家の椹木野衣氏。
世界から見てガラパゴス的なジャパニズム、日本的なものが、アートの世界で強力な武器になる。
それをどう表現し、売り込んでいくかがカギだ、とういうような国際的な観点でのお話に参加した若者たちは大変刺激を受けたようでした。
「めっちゃ、興奮しましたよ」「ガラパゴスの話はすごく分かりやすかったです」「アートが国益をかけた経済活動なんて思ったこともなかったが、国際展のすごさが分かった」など、様々な感想が寄せられました。
日頃講演会等で見かけることの少ない20代、30代の若者が目を輝かせながら聞き入る姿に、今後の取り組みに何らかの示唆が与えられたものと確信します。

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