第6回美術作品コンクールConcours des Tableaux

開催期間 2011年1月18日(火)~23(日)
会場 高知市文化プラザかるぽーと 7階市民ギャラリー第1展示室
入場者数 702名

6回目となる今回は37名46点の若手作家の作品が寄せられました。
最終日の公開審査は、国立国際美術館主任研究員の植松由佳氏に審査員としておいでいただき行われました。植松氏は来る6月に開催されるベネチア国際ビエンナーレ2011の日本館コミッショナーに選ばれ、今、日本で一番注目されている美術館学芸員といえます。作家と対話しながら作品を見ていくこの方式で、植松氏は、作家が自分の作品の制作意図、コンセプト、表現方法等について明確に説明できること、それくらい真剣に自分の作品と向き合うことが大切だというアドバイスを作家たちに語り、言葉を探しながら自分の思いや制作方法について熱心に語る作家の話に参加者が耳を傾けていました。

慎重な審査の結果、今年は、最優秀賞に第4回に続き2回目の受賞となる佐竹龍蔵さん 「おんな 」が選ばれ、苅谷昌江さんの「移動が私を育てた」と多田香織さんの「Border Line」がそれぞれ優秀賞を受賞しました。

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