手塚治虫不朽の名作「火の鳥」が、劇団わらび座制作によるミュージカルとして上演されました。
今回は栗山民也氏の演出、妹尾河童氏の美術など、現在の演劇界の第一線で活躍しているスタッフのもとで制作されました。
「原作の雰囲気を上手に具象化していた」「原作に負けない感動の作品でした」などのアンケートからも分かるように、舞台は原作に忠実に創られ、プロの役者達の歌や踊りに、観客は大いに魅了されていました。
本公演は宝くじ文化公演として、通常チケット料金の半額以下ということもあり、開場前からホール入り口には長蛇の列ができ、また夏休み中でもあったため、親子連れの姿も目立ちました。
命という大きなテーマについて、帰って子どもさんと話し合われたご家庭も多かったのでは、と推測されました。
|